消火器を5年ごとに取り換える必要はあるの?
消防法では一般的な蓄圧式ABC消火器の点検は、6年目以降は20%ずつ放出試験をしなさいとなっています。
放出試験の費用は高いため、この機会に全本数を取り換えましょうと管理会社が提案します。
そうなると消火器は5年ごとに取り換えることとなり、非常に勿体ないでしょう!!
実際は点検報告書に放出試験は未実施である旨記載し、10年ごとに取り換えることをおススメします!!
消火器の点検としては、次に10年ごとに耐圧試験をしなければならないと決まっているからです。
つまり5年ごとに全本数を取り換えている場合は、10年ごとに変更することでトータルコストが半分になります!!
消防設備における点検費用は分かりにくい?適正価格は?
マンションごとにいろいろな消防設備の設置義務・設置基準は違います。
消防設備における設置基準にて消火器・屋内消火栓等を設置するため、マンションの規模等で異なります。
よって、消防設備の点検項目・数量もマンションごとに違ってしまうのが当然です。
ちなみに消火器は、歩行距離20メートル以内に1本必要と決められています。
このことがマンションごとに点検費用が違ってしまう要因で、適正価格を知る上で非常に難しい判断となります。
まずは相見積もりを取ることで、現点検費用が高いのか安いのかを知る上での判断材料となるでしょう!!
工事に限らず、相見積もりを取る重要性をしっかりと理解しましょう!!